サントリー景品デザインの第三者作品トレースとキャンペーン取り下げ

サントリービールのキャンペーン景品に使われた複数デザインについて、第三者作品との類似・トレースが指摘された。制作者側が一部の描き写しを認めて謝罪し、サントリーは対象景品を取り下げた。著作権・権利処理と広告主の確認責任が問われた事例。

Web広告食品・飲食著作権・肖像権キャンペーン
サントリー景品デザインの第三者作品トレースとキャンペーン取り下げ

概要

何が起きた?

2015年8月、サントリービールのキャンペーン景品として提供されたトートバッグなどのデザインについて、海外サイトに掲載された第三者の作品と類似しているとの指摘がインターネット上で相次いだ。制作者は8月14日、事実関係を調査した結果、デザインの一部に第三者のデザインをトレースしていたことが判明したとして謝罪した。サントリーは問題が指摘された景品の提供を取り下げた。さらに、同じ制作者が手掛けた東京五輪公式エンブレムにも類似指摘が波及し、デザイン制作における素材・参考作品の出所確認、広告主による納品物の権利保証確認、再委託先を含む制作管理が注目された。

PRO ANALYSIS

「なぜ炎上したか」と再発防止ポイントはPRO限定です

炎上原因の構造分析と、公開前に確認すべき具体的なチェックポイントを閲覧できます。

PROプランを見る

企業の対応

その後どうしたか?

サントリービールはキャンペーン景品の一部を取り下げた。制作者側は第三者デザインの一部をトレースしていたことを認め、謝罪した。景品提供の停止に加え、東京五輪エンブレムを含む制作者の他作品にも疑義が広がり、広告主・発注者による権利確認のあり方が問題となった。