東京労働局長による是正勧告権限発言

東京労働局長が記者会見で、報道機関に対して自身の権限で是正勧告できる趣旨の発言をした。労働行政の監督権限を報道への圧力として使うように受け取られ、公平・公正な行政への疑念が広がった。発言は撤回され謝罪された。

その他行政・自治体不適切表現通常投稿
東京労働局長による是正勧告権限発言

概要

何が起きた?

2018年3月、東京労働局長が記者会見で、報道関係者に対して「皆さんの所に行って是正勧告してもよい」という趣旨の発言をした。労働基準監督行政を担う局長が、報道内容や報道機関に対し、行政上の監督権限を行使できるかのように語ったことで、SNSや報道を通じて批判が拡大した。問題視されたのは、発言が単なる失言にとどまらず、行政権限を背景に報道を威圧・牽制するように受け取られたことだった。2018年4月、局長は衆議院厚生労働委員会で発言を撤回し、公平・公正な労働行政への疑念を招いたとして謝罪した。

PRO ANALYSIS

「なぜ炎上したか」と再発防止ポイントはPRO限定です

炎上原因の構造分析と、公開前に確認すべき具体的なチェックポイントを閲覧できます。

PROプランを見る

企業の対応

その後どうしたか?

東京労働局長は発言を撤回し、国会で不適切だったと謝罪した。厚生労働大臣も、監督指導を担う局長の立場から見て甚だ不適切だと明言した。発言自体は訂正されたが、行政権限を示唆して報道機関を牽制した点について、労働行政への信頼を損ねた。