JapanTaxiアプリの位置情報を広告目的で利用した同意取得設計の不備
JapanTaxiアプリで、配車に必要と説明して取得した位置情報が、広告配信・効果測定のためフリークアウトへ提供されていたことが発覚。広告利用への説明・同意が不十分だとSNSで問題視され、両社は取得停止、過去データ削除、SDK削除に至った。
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概要
何が起きた?2018年10月下旬、JapanTaxiアプリとタクシー車内広告サービス「Tokyo Prime」をめぐり、利用者の位置情報が広告に使われているとの指摘がSNS上で拡散した。JapanTaxiは、ユーザーが端末設定で位置情報の取得を「常に許可」にしていた場合、乗車の有無にかかわらず、匿名化ID単位の位置情報を取得し、広告会社フリークアウトへ提供していたと説明した。用途には、特定エリアへの来訪計測、ウェブ広告の配信、広告接触後の来訪分析が含まれていた。アプリのプライバシーポリシーには第三者広告利用の記載があった一方、位置情報許可の場面では配車機能に必要との説明が中心で、広告利用について明確な同意を得る設計になっていなかった。
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企業の対応
その後どうしたか?2018年10月30日、フリークアウトはJapanTaxiアプリからの広告利用目的のデータ取得を停止し、過去に取得した位置情報を全削除した。JapanTaxiも広告関連SDKの利用を停止し、アプリを改修。両社は説明・同意取得プロセスが不十分だったとして謝罪し、プライバシーポリシー等の見直しを行った。