トレンドマイクロ元従業員による顧客情報の不正持ち出し・売却

トレンドマイクロの従業員がサポートデータベースへ不正アクセスし、顧客の氏名、メールアドレス、サポート番号、電話番号を持ち出して第三者へ売却。情報がサポート詐欺に悪用され、対象者への通知、従業員解雇、捜査機関との連携が行われた。

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トレンドマイクロ元従業員による顧客情報の不正持ち出し・売却

概要

何が起きた?

2019年8月、トレンドマイクロ製品の利用者に、同社サポートを装う詐欺電話が届いていることが確認された。調査の結果、従業員が不正な手段で顧客サポートデータベースへアクセスし、氏名、メールアドレス、サポートチケット番号、一部の電話番号を取得していたことが判明。公式発表では、従業員が情報を悪意ある第三者へ売却したとされ、2019年11月5日に公表された。11月6日更新の説明では、影響を受けた可能性のある消費者数は6万8,000人とされた。金融情報や法人・政府顧客のデータへのアクセスは確認されていないとされたが、漏えい情報がサポート詐欺の信ぴょう性を高めた点が重大だった。

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企業の対応

その後どうしたか?

同社は2019年11月5日に内部不正を公表し、直ちに不正アカウントのアクセスを無効化、関係従業員を解雇、捜査機関と連携した。影響を受けた可能性のある顧客へ個別通知を行い、詐欺電話への注意喚起を実施。11月6日には影響人数の推計を6万8,000人に更新した。