生成AIを用いたPV表現と人的ミスによる制作工程への不信感

レベルファイブが9月10日の新作発表会で公開したPVに生成AIを用いた処理や不自然な描写が含まれ、SNSで批判やゲーム本編への懸念が拡大。社長と会社が謝罪し、AI利用方針の見直しと修正版PVの公開を表明した。

YouTubeエンタメ生成AI商品PR
生成AIを用いたPV表現と人的ミスによる制作工程への不信感

概要

何が起きた?

レベルファイブは2026年9月10日、オンライン発表会「LEVEL5 VISION 2026 II 夢」で、『妖怪ウォッチ2 覇道』などの新映像を公開した。公開後、映像内の電線や自動販売機などの描写が不自然だとして、SNS上で生成AIの使用を疑う指摘が広がり、生成AIがゲーム本編にも使われるのではないかという懸念に発展した。9月12日、日野晃博社長はXで、発表会の演出を派手にするため一部映像にAIを使った処理を組み込んだと説明。一方、9月16日から17日にかけて、疑われた箇所の一部はデザイナーの手描きや人的ミスであり、全てがAI生成ではないことも説明した。AI使用箇所と非使用箇所の説明が必要になるほど、映像全体の制作管理と品質確認への不信が生じた事例である。

PRO ANALYSIS

「なぜ炎上したか」と再発防止ポイントはPRO限定です

炎上原因の構造分析と、公開前に確認すべき具体的なチェックポイントを閲覧できます。

PROプランを見る

企業の対応

その後どうしたか?

9月12日、日野晃博社長がXで、発表会を派手にする目的で映像に生成AIを使った処理を組み込んだと説明し、不快に感じた人へ謝罪した。9月16日には、AIを使用していない箇所を含む映像の不自然さについて追加説明を行い、9月17日、会社としてAIの使い方の未熟さと人的作業のミスが不信感を招いたとして謝罪。修正版PVを東京ゲームショウ2026の開始時期に公式YouTubeで再公開し、今後はユーザーへ直接届ける映像での生成AI利用を避け、効率化目的に限定する方針を示した。